ウコンとショウガの違い

生姜も万能な効果がある

 

春ウコンと秋ウコンの違いについては、一通りお話しました。

 

両方使われ方は違いますが、構成成分自体はほぼ同じですし、効能も本質をたどれば滋養強壮、と同じになります。

 

ウコンは色で効能も分けられているのですが、紫ウコンもあります。
これはガジュツと呼ばれていて、秋ウコン、春ウコンとは違い、色素成分のクルクミンをほとんど含まないので青白い断面をしています。ただ、シネオール、アズレン、カンファといった精油成分を含むので、すばらしい芳香です。

 

漢方では、「芳香性健胃剤」として使われているので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効き目があります。

 

ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)という細菌がこういった内臓系の潰瘍を起こすとされているのですが、紫ウコンは、このピロリ菌を消滅させ、再発も予防するという報告もあります。血液を浄化することによって肩こりや腰痛の原因物質を取り除くので、痛みも解消してくれます。

 

これにより、疲労も回復します。また、以前メディアでダイエット効果もある、と報道されたことで、女性からの注目を集めました。

 

実は、この味はショウガに似ているのです。ショウガは私たちが普段使っているように、調味料としても薬味としても非常に使いやすく、味も独特でありながらクセになり、そうめんや冷奴にはショウガがないと何とも締まりません。

 

ショウガやねぎなどの薬味は、それ自体に免疫効果を高め、かぜの予防になるといういわれがあるので、合理的な食材なのです。こういったショウガをうまくつかうことで、からだを調整できるだけでなく、自分自身をコントロールできるという自信にもつながり、肌のハリもでてきます。

 

ショウガは自身の根茎をそのまま使う「ショウキョウ」と、皮を取り除いて蒸して乾燥させて使う「カンキョウ」とがあり、両者のはたらきが真反対なのも面白いです。前者が鎮痛作用などによりからだの熱を奪うのに対して、後者は老廃物をまとめたり、からだを温めて柔らかくする作用があります。

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